妊婦さんの腰痛の鍼灸整体治療法
妊婦さんになると、必然的に腰痛になる方が多いです。
@『出産に向けての骨盤の変化』
A『お腹が大きくなってきたことによる腰への負担増加』
が主原因として挙げられます。
どちらにせよ、腰の筋肉への負担が大きくなって、それが腰痛を引き起こしている状態です。
腰痛の妊婦さんは、治療をお断りされる場合があります。
理由としては『なにかあったときに保障できない』ことや、治療するけど『さするマッサージならやりますよ』というところ、特殊性から『高額の料金』をとるようなところもあるようです。
そんなに特別なものなのでしょうか??
手荒なマッサージや矯正(ボキボキ鳴らすこと)は推奨されませんが、ふつうの適切な治療をおこなえば問題はおこりませんし、確実に腰痛が楽になります。
もちろん、赤ちゃんに悪影響はありません。
腰痛の根本的な原因は妊娠ですので完治させることはできませんが、定期的に治療を行えば、出産までの間良好な腰の状態を保つことができます。
妊婦さんに対する治療法
筋・筋膜マッサージ
まず、筋・筋膜マッサージです。
原因となっている腰の筋肉を、ピンポイントでゆるめていきます。
個人個人に合った強さで、体に負担がかかり過ぎないようにほぐしていきます。
筋・筋膜マッサージ + 針治療
お勧めは、はり治療の併用です。
子供に何か悪影響が発生するんじゃないか??と思われるかもしれませんが、適切な針治療ではありえません。
マッサージと針治療を併用すると治療効果が高く、効果も2〜3週間程度持続いたします。
上記の理由により、はり治療はお勧めしますが、どうしても不安な方や、苦手な方もいらっしゃいます。
その場合、強制的なはり治療はしませんので安心してください。